真面目系クズの自由帳

風呂えもんが日々考える事柄を書き綴るよ。ツイッターやってるよ。おしゃべりしようず。

秀才が叩かれる世界

「ヤンキー」
 
日本国内において、「周囲を威嚇するような強そうな格好をして、仲間から一目おかれたい」という志向を持つ少年少女を指す俗語
Wikipediaより
 
どうだろうか。
字面だけ見て、この「ヤンキー」というものに好感を持つ人がいるだろうか。否、いるはずがない。

 

しかし、現代社会ではこのヤンキーと言うものがしばしば美化されてしまう。
よく漫画等の創作世界においてヤンキーが善人として扱われていないだろうか。
 
例えば、
ヤンキーが雨に濡れる子犬を拾ってみたり、
ヤンキーの集まりが野球部を作って大活躍してみたり、
ヤンキーが不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったり、
このように美化された例は枚挙に暇がない。
 
ヤンキーの美化問題に辟易し、これまでインターネット住民の間では一部の私怨を巻き込みながら、「ヤンキーを美化してはいけない」と声高に叫ばれていた。
 
まったくその通りですねえ(クイッ ←メガネを上げる音
 
私、風呂えもんは小さい頃からずっと成績優秀、品行方正、立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はラララララ-。もちろんヤンキーとは縁もゆかりもない。
本来はこういう人間こそが創作世界でもかっこよく描かれて然るべきである。
 
しかし、創作世界では逆にこのような品行方正な人間ほど悪く描かれてしまいがちなのである。
 
成績優秀なクソ真面目メガネ君は学園デスゲームものでは大抵、歪んだ性癖を晒しながら絶命している。
デスゲームじゃない学園ものの場合では大抵、歪んだ性癖を晒してクラスの嫌われ者になっている。
それ以外のジャンルでも大抵歪んだ性癖を晒す。
 
まったく成績優秀なクソ真面目メガネになにか恨みでもあるんですかねえ(クイッ←メガネを上げる音
 
これではあまりにもクソ真面目メガネに救いがなさすぎるのではないか。
前世でどれだけのカルマを背負えばこんなことになるのか。
そもそもクソ真面目メガネはそんなに性癖は歪んでいない。歪むほど性の知識がない。
いい大学に行って、いい会社に就職するために一生懸命勉強してるんだぞ。性の知識なんてあるわけないさ。あんまりだろ。
 
頼むからクソ真面目メガネ(長いから略します。以下、クソと呼びます)が主人公の漫画を作ってください。
 
クソが雨に濡れた子犬を拾い上げたり…
 
クソ「母さん。外で子犬が雨で濡れてたんだが。飼育してもいいかい?」
母さん「あなたねえ。ちゃんと自分で世話できるの??毎日散歩にも連れてくのよ?」
クソ「塾があるから毎日は無理だな。諦めよう。」(イヌポイー
 
 
クソが他校の生徒に絡まれたクラス委員長を助けたり…
 
委員長「あーれー。他校のガラの悪い人たちに囲まれているわー。」
ガラの悪い人「おう、姉ちゃん。遊ぼうや。」
クソ「はあ、僕は塾に行く途中なのにあんなところで委員長が絡まれているなあ。塾に行く途中なのになあ。塾さえなければなあ。夏期講習が憎いよ。」(スタコラサッサ
 
 
クソの集まりが野球部を作って大活躍したり…
 
クソ「野球部?くだらないですねえ(クイッ ←メガネを上げる音 」
 
やっぱダメだわ。クソ真面目メガネではストーリーが盛り上がらん。